2025-26リーグH第13節

12月13日（土）vs 福井永平寺ブルーサンダー

14：00スローオフ＠スカイホール豊田

 

ブレイヴキングス刈谷 36 （21-14,15-12）26 福井永平寺ブルーサンダー

 

10点ゴメス,5点吉野,4点杉岡・田代,3点北詰,

2点渡部・山田・パチコフスキー,1点松下・岡本（翔）・髙野・櫻井

 

 

（多くの観衆の中でシュートを放つ吉野）

 

　イベント「ブレキンX’mas」と銘打ったリーグ前半戦折り返しの一戦。年１度開催のスカイホール豊田に訪れた観客数は2,381人と、リーグ戦のチーム最多記録を更新しました。高まる熱気の中、開始早々に#23吉野がディフェンスの隙をついて先制点を奪取。その後は攻守が目まぐるしく入れ替わるスピーディーな展開となりますが、前半4分49秒に#23吉野のゴールで4-3と再びリードを奪います。

 

　福井永平寺の反撃にはGK#16岡本（大）が好セーブ連発で、今シーズンのシュート阻止100本に到達しました。GKの奮起に攻撃陣も呼応し、#18櫻井が高い打点からシュートを打ち込み、#20渡部が叩きつけるようなシュートで加点。#23吉野がステップで翻弄すると、#25山田がループシュートを沈めるなど、多彩な攻撃で圧倒。前半11分15秒には#27ゴメスがスピード感あるシュートで会場を沸かせ、11-5とリードを広げます。

 

（はじいたボールを追いかける岡本大）

 

 

　タイムアウトで修正した福井永平寺が粘り、4～5点差で膠着する時間帯もありましたが、#33田代が力強さを見せます。粘り強いディフェンスでボールを奪うと、速攻を繰り出し、相手ディフェンスをかわしてシュートを決め切ります。このプレーで勢いづくと、#33田代は強靭なフィジカルを活かしたポストプレーで連続得点を挙げます。

 

　前半26分45秒にエース#23吉野が退場になりますが、ピンチを跳ね返すように#27ゴメスが連続得点でオフェンスを牽引し、21-14のリードで試合を折り返しました。

 

（チーム最多10得点のゴメス）

 

 

　後半は#24北詰、#27ゴメスの得点で先行しますが、その後はシュートを決め切ることができず、福井永平寺に3連続得点を許します。

 

　福井永平寺の勢いを断ち切ったのは#27ゴメス。トップスピードで切り込んで9m付近からの大ジャンプで鋭いシュートを突き刺すと、続く攻撃でも速攻から流れるようなディスタンスシュートでネットを揺らします。

 

（髙野は攻守に存在感を発揮）

 

 

　福井永平寺も簡単には譲らず、7～8点差を行き来する展開が続きますが、後半12分56秒に#17髙野が気迫のシュートを叩き込むと、#9杉岡が得意の速攻で連続得点を重ねます。守備では#8富永と#17髙野が堅い壁を築き、GK#12加藤がナイスセーブを連発して付け入る隙を与えません。後半19分50秒には#24北詰が豪快なジャンプシュートで32-21とこの日最大の11点差をつけます。

 

　2分間退場で一人少ない時間帯にも、この日驚異の阻止率75%と大当たりだった#12加藤のビッグセーブや#10岡本（翔）のパスカットで相手に流れを渡しません。#12加藤の雄叫びが響くたびに、会場の一体感が増していきます。

 

（驚異のセーブ率75％をマークした加藤）

 

 

　2桁リードを奪いながらも最後まで攻撃の勢いは衰えず、#34パチコフスキーの速攻、#10岡本（翔）のサイドシュート、#27ゴメスのカットインシュート、#3松下の7mスローと得点を重ね、36-26と危なげなく11連勝を収めました。

 

（ファンと感謝のハイタッチ）