2024-25リーグH最終節
5月25日(日)
14:00スローオフvs大同フェニックス東海
@ウィングアリーナ刈谷
ブレイヴキングス刈谷 38(19-18, 19-14)32 大同フェニックス東海
7点吉野,6点渡部・北詰, 4点杉岡・山田,
3点高智 ,2点 藤本 ・富永・櫻井,1点岡本(翔)・玉城
プレーオフ1位通過のために絶対に勝利が必要な「2024-25 リーグH レギュラーシーズン」最終戦。スティックバルーンの大きな応援の後押しを受け、#24北詰が切り込んで幸先よく先制します。ターンーオーバーから大同東海に速攻を与えて、ゴールキーパーとの1対1の場面を作られますが、#12加藤が相手のシュートを読み切ってビッグセーブ。2255人の観客で真っ赤に染まったアリーナに#12加藤の雄叫びが響き渡ります。
大同東海#11河原、#4藤坂の連続得点で逆転を許しますが、#12加藤が再び好セーブを見せると、速攻から#23吉野が決めて同点に追いつきます。パリ五輪日本代表の#4藤坂を中心に速い攻撃を仕掛ける大同東海に先行されますが、今季限りで現役を引退するキャプテン#21玉城がこぼれ球を拾い、ゴールキーパーの動きを見ながら落ち着いてシュートを突き刺し、#20渡部も強烈なミドルシュートを決めて5-5と試合を振り出しに戻します。
その後もオフェンスのミスから大同東海に得点されて逆転できないもどかしい展開が続きますが、#18櫻井がサイドから立て続けに得点して離されずについていくと、前半14分1秒の#24北詰のカットインシュートを皮切りに、#9杉岡のサイドシュート、7mスロー、速攻の3連続得点で11-8と一気に前に出ます。さらに#25山田がリバウンドを押し込み、#24北詰がパスフェイントでディフェンスを翻弄して13-8とリードを5点に広げます。
しかしその後はオフェンスが停滞。#17髙野の2分間退場も重なり、大同東海に3連続得点を浴びて16-15の1点差に肉薄されます。
タイムアウトで修正を図り、流れるようなパスワークから#24北詰が決めて勢いを取り戻しますが、大同東海のクイックスタートを止められず、19-18で前半を終えました。
大同東海のスローオフで始まった後半。大同東海#4藤坂のシュートを#12加藤が止めてチームの士気を高めると、#23吉野がディフェンスを引きつけて、そのスペースに#20渡部が走り込む連動したチームオフェンスで先手を取ります。
守っては大同東海のエース#4藤坂にシュートを打たせないディフェンスを徹底。#25山田のポストシュート、#9杉岡のエンプティーゴールで得点を重ねると、#23吉野が速攻から連続得点を挙げて25-19とゲームの主導権を握ります。後半14分34秒には#24北詰が5-1ディフェンスの裏に潜りこんで得点し、通算400得点を達成します。
数的不利な時間帯も、好調の#12加藤が立ちはだかって相手に反撃の糸口を掴ませず、#5高智、#23吉野の連続得点で34-26と着々と逃げ切り体制を築きます。
残り7分を切ったところでラースHCは、この日が刈谷でのラストダンスとなる#7藤本をコートに送り出します。するとその2分後、#23吉野のビハインドパスを受けた#7藤本がネットを揺らして会場を沸かせます。
終盤はアップテンポな点の取り合いになりますが、ゴールキーパーの#16岡本(大)が7mスローを右足一本で止める見事なセービングで要所を締めてリードを守ります。
28分21秒には#7藤本が7mスローを決めきって8点差に。最後はボールを託された#21玉城が豪快なディスタンスシュートを放ちますが、惜しくもバーに阻まれ得点ならず、38-32で試合終了。Z東京vs豊田合成が引き分けに終わったため、BK刈谷のレギュラーシーズン1位が確定しました。
いよいよリーグH初代王者の座をかけたプレーオフが始まります。初戦の相手は、4位・レットルvs5位・大同東海の勝者。引き続きブレイヴキングス刈谷へ熱い声援をお願いします!
2025/05/28