TOPICSトピックス

トピックス

【マッチレポート】今年も豊田合成の壁を越えられず、リーグH初年度は準優勝で終了

2024-25リーグHプレーオフ SemiFINAL
6月14日(土)vs大同東海
16:00スローオフ
@国立代々木競技場 第一体育館
ブレイヴキングス刈谷 40(23-13, 17-18)31 大同フェニックス東海

 

9点吉野,8点渡部, 5点藤本・北詰,
3点富永・岡本(翔),2点山田, 1点杉岡・小畠・櫻井・玉城・田代

 

レットル に32-34で競り勝ち、勝ち上がってきた大同東海とのSemiFINAL。
フリースローの流れから先制されますが、テンポのよいパスワークから#18櫻井がサイドシュートを決め返します。
その後も大同東海#4藤坂に決められれば、#24北詰がカットインで取り返す 、一進一退の展開が続きます。

 

ゴールキーパーの#12加藤が再三の好セーブで大同東海の勢いを与えず、#20渡部、#23吉野のバックプレーヤーが豪快なシュートを叩き込んで徐々に点差を広げていきます。
2分間退場の間にも粘り強いディフェンスで相手のミスを誘い、#20渡部のスピンシュートでリードを拡大。

 

ゴールキーパーの#16岡本(大)も抜群の反応で7mスローをセーブすると、#23吉野がディフェンスの間をすり抜けて得点して5点のリードを奪います。
大同東海は速攻やディスタンスシュートで反撃しますが、#8富永のカットインシュート、#7藤本の速攻で得点を重ねていきます。
さらに#23吉野の連続得点、#7藤本の7mスロー、#10岡本(翔)の速攻で畳み掛けて二桁リードを築き、23-13で試合を折り返します。

 

後半、ゴールキーパーの#12加藤が相手のディスタンスシュートを止めて弾みをつけると、#20渡部が力強いディスタンスシュートで順調な滑り出しを見せます。
大同東海は#4藤坂を中心に応戦しますが、続けざまの2分間退場で2人少ない状況になっても、点差を詰められることなく、終始優勢に試合を進めていきます。

 

翌日の決勝に向けて選手全員がコートに立ち、今季で引退するキャプテンの#21玉城、#7藤本、ルーキーの#14小畠、#10岡本(翔)が得点を挙げるなど、誰が出ても強度の高いプレーを披露し、40-31で快勝。

FINAL進出を決めました。

 

 

———————————————————————————————-

2024-25リーグHプレーオフ FINAL
6月15日(日)vs豊田合成
17:00スローオフvs
@国立代々木競技場 第一体育館
ブレイヴキングス刈谷 27(15-14, 12-17)31 豊田合成ブルーファルコン名古屋

 

8点吉野,4点渡部, 3点杉岡・髙野・山田,
2点藤本, 1点富永・櫻井・北詰・田代

 

FINALはBK刈谷vs豊田合成と、5年連続で同じ顔合わせになりました。
豊田合成の最初の攻撃をゴールキーパーの#12加藤が止めて雄叫びを響かせると、#25山田のポストプレーで先制。
エース#23吉野が両足ジャンプから強烈なシュートを叩き込み、この一戦にかける思いを会場に示します。

 

豊田合成#7バラスケスに1点返されますが、#23吉野はディスタンスシュート、速攻、ミドルシュートと3連続得点を挙げて、5-1と怒涛のスタートダッシュでペースを握ります。
速攻から連続失点し、さらに2分間退場の間に立て続けに7mスローを与えて6-5と1点差に詰め寄られますが、#9杉岡のサイドシュート、#20渡部の速攻で突き放します。
豊田合成#23マルティンのポストシュートを#12加藤がファインセーブして勢いを加速させると、そこから素早くオフェンスに転じて#24北詰が加点。

 

さらに#9杉岡が中央にスライドして決め切り、10-6とリードを広げて、豊田合成にタイムアウトを取らせます。連続で2分間退場となり、数的不利な時間帯が続きますが、#23吉野、#33田代、今季で引退する#7藤本の連続得点で繋いでいきます。

 

しかし終盤は得点が止まり、豊田合成#19石嶺らの得点で追い上げられます。さらに豊田合成#7バラスケスのノータイムフリースローで15-14の1点差に迫られて前半を終えます。

 

後半開始早々、豊田合成#7バラスケスの得点で15-15の同点に追いつかれると、後半3分34秒、速攻から豊田合成#3戸井に決められ、この試合初めてリードを許します。#9杉岡が自らもぎ取った7mスローを決めて追いつきますが、豊田合成#21小塩の7mスロー、#23マルティンのポストシュートの連続得点で17-19とリードを広げられます。

 

タイムアウト後、7人攻撃を仕掛けて流れを変えようと試みますが、エンプティーゴールを決められて3点のビハインドに。
それでも7人攻撃を継続し、#17髙野と#25山田がポストシュートで3連続得点を挙げて20-20と試合を振り出しに戻します。
一気に逆転したいところでしたが、豊田合成のゴールキーパー#12中村に阻まれて得点が続かず、再び追う展開となります。
#12加藤の好セーブで粘り、#23吉野のカットインシュートで踏みとどまりますが、豊田合成#7バラスケスの連続得点を含む4連続得点で、後半21分42秒にリードを5点に広げられてしまいます。

 

 

タイムアウトで気合を入れ直し、#20渡部がカットインから技ありのスピンシュートで反撃の狼煙をあげますが、豊田合成の得点を止められず、点差を縮めることができません。

最後までヘッドダウンすることなく戦い抜きますが、逆転することができず、27-31で惜敗。リーグH初年度は準優勝で終えました。

 

 

2025/06/17