
2025-26リーグH第11節
11月29日(土)vsゴールデンウルヴス福岡(vsウルヴス)
12:30スローオフ@吉野ヶ里町文化体育館
ゴールデンウルヴス福岡 26(14-18,12-16)34 ブレイヴキングス刈谷
12点吉野,7点杉岡,6点ゴメス,
2点高智・富永・山田・田代,1点パチコフスキー

(通算1100得点を達成した吉野)
開始直後、記念すべき瞬間が訪れました。わずか4分の間に、#23吉野が怒涛の4連続ゴールでリーグ通算1100得点の偉業を達成。その勢いに呼応するように、序盤からBK刈谷はエンジン全開でゲームを動かします。続いて#9杉岡が連続得点を挙げると、#27ゴメスが倒れこみながらシュートをねじ込んで、開始8分40秒で7-2とウルヴスを突き放します。
その後も#27ゴメス、#9杉岡が順調に得点を重ねていきますが、20分過ぎにウルヴスに3連続得点で13-9と追い上げられます。タイムアウトで落ち着きを取り戻すと、絶好調の#23吉野がウルヴスのガードを翻弄する軽やかなステップからシュートを突き刺し、#9杉岡も5得点目となるサイドシュートで続いて主導権を渡しません。さらに#10岡本(翔)が獲得した7mスローを、#23吉野が冷静なループシュートで決めると、#3松下がディフェンスを引きつけてフリーになった#25山田が着実に加点。

(シュートを放つ副キャプテンの山田)
その後の数的不利の場面でも#33田代が相手ディフェンスを背負って反転シュートを沈め、GK#16岡本(大)が足で止めるナイスセーブで点差を詰めさせません。前半終了間際に7mスローを決められますが、18-14とリードを保って前半を終えました。

(岡本大はフィールドシュート18本中7本阻止)
後半は数的不利の状態からスタート。立ち上がりからウルヴスの反撃を受け、1分38秒に19-16と3点差に迫られます。GK#16岡本(大)がビッグセーブで立ちはだかるものの、再び退場者が出る苦しい展開に。2点差に詰め寄られますが、#34パチコフスキーのカットインシュートで踏みとどまり、その後は2〜3点差を行き来する一進一退の攻防が続きます。
後半9分29秒にはターンオーバーから速攻を決められて23-22と1点差に肉薄されますが、ここからBK刈谷が真価を発揮します。堅いディフェンスでウルヴスの攻撃を阻むと、#23吉野がディフェンスの隙を見逃さずゴールを奪い、続いて#33田代がポストシュートを叩き込んで、悪い流れを断ち切りました。

(田代はシュート3本すべてを成功)
15分過ぎに#9杉岡がポスト、サイドの位置から立て続けに強烈なジャンプシュートを決めて27-23とリードを拡大すると、ここからは再びBK刈谷のペースに。#25山田の電光石火の速攻、#8富永の豪快なジャンプシュートで7点差まで引き離します。
ウルヴスがしぶとく食らいつくも、GK#12加藤が壁となり、容易にゴールを割らせません。BK刈谷は攻撃の手を緩めず、終了間際には#5高智がダメ押しの2得点。終わってみればこの日最大の8点差を記録し快勝。9連勝を収めました。

(戦況を見守るラースHC)
2025/12/02
