TOPICSトピックス

トピックス

【マッチレポート】日本リーグプレーオフ「~80分の死闘の末、惜しくも準優勝~」

【3/17(金) 1stステージvs 大同特殊鋼】

トヨタ車体ブレイヴキングス 36(19-11, 17-13)24 大同特殊鋼

7点杉岡, 6点吉野, 5点渡部・富永,2点津屋・岡元・川﨑・山田,
1点伊舎堂・髙野・櫻井・玉城・北詰

レギュラーシーズン4位の大同特殊鋼との対戦。開始早々、山田選手のシュートが決まり、その後も吉野選手、杉岡選手が次々と得点を重ねます。また髙野選手、岡元選手を中心としたディフェンスが大同特殊鋼の攻撃を完全にシャットアウトします。

さらに富永選手が立て続けにロングシュートを決めトヨタ車体ペースのまま前半を19-11で折り返します。

後半も渡部選手、吉野選手が得点を重ね、また加藤選手のナイスセーブ連発もあって大量12点差をつけて快勝しました。

【3/19(日) 2ndステージvs ジークスター東京】

トヨタ車体ブレイヴキングス 33(18-14, 10-14, 3-1, 2-3)32 ジークスター東京

9点吉野, 8点杉岡, 7点渡部, 3点北詰
2点津屋・櫻井,1点伊舎堂・富永

レギュラーシーズン2位のジークスター東京との対戦。吉野選手の先取点で幕を開けますが、9分を終えた時点で3-7と4点差をつけられます。しかし、ここからトヨタ車体の猛反撃が始まり、杉岡選手の速攻などで得点を量産し20分には逆転に成功します。

更に北詰選手のスカイプレーなどで6連続得点し、前半4点差をつけて折り返します。

しかし後半に入ると徐々にジークスター東京の流れとなり18分についに同点に追いつかれます。そこからもしばらくジークスター東京の時間帯が続き、トヨタ車体は9分間もの間無得点となり、25分には25-27のビハインドとなります。その後残り100秒でトヨタ車体が逆転するも再び追いつかれ同点で延長戦に突入します。

延長前半、GK加藤選手のスーパーセーブで流れを引き寄せ、吉野選手、渡部選手の力強いシュートで2点リードし延長前半を終了し
ます。そして延長後半ジークスター東京に3点を許しますが、渡部選手の2得点でトヨタ車体が1点差で制しました。

 

【3/21(火) FINALステージvs 豊田合成】

トヨタ車体ブレイヴキングス 34(9-11, 13-11, 1-0, 3-4, 1-1,5-6)35 豊田合成

6点渡部, 5点吉野, 4点杉岡
3点伊舎堂・藤本・岡元, 2点津屋・川﨑・北詰
1点木切倉・髙野・櫻井・山田

[前後半60分間] レギュラーシーズン1位の豊田合成との対戦。開始早々、伊舎堂選手の先取点で幕を開けます。
GK岡本選手の好セーブの間に、杉岡選手、渡部選手の連取で先行しますが、その後同点に追いつかれます。両GKのビッグセーブが相次ぎ両チームなかなか流れを掴めず、一進一退の攻防が続きます。点を取られても北詰選手、髙野選手が体を張ったプレーで取り返し緊迫した試合は9-11の2点差で前半を折り返します。
後半、開始早々に今シーズンで引退を表明している木切倉選手が得点します。ここから豊田合成リードの展開が続きますが岡元選手の得点などで必死に食らいつきます。2点差をつけられているトヨタ車体は11分過ぎから7人攻撃を仕掛け、これが成功し、後半15分、ようやく17対17の同点に追いつきます。その後、豊田合成の3点連取により再び点差を広げられますが、後半26分、藤本選手のゴールでまたも同点に追いつきます。しかし豊田合成も意地を見せ再び1点差。トヨタ車体は、残り1分で渡部選手が同点ゴールねじ込み2ndステージに続き延長戦に突入します。
[第1延長戦10分間] 延長前半、伊舎堂選手が得点を決めますが、その後は膠着状態が続き1点差で延長後半へ折り返します。
延長後半、藤本選手、吉野選手の連続得点で残り1分36秒でこの試合初めての3点差をつけますが豊田合成も2点を奪い、残り16秒
で1点リードとなります。このまま逃げ切れるかと思われましたが豊田合成に得点を許し第2延長に突入します。
[第2延長戦10分間] 第2延長前半、会場がゴールが決まる度に大歓声に包まれる中、お互いに2点ずつ得点を重ね28対28で折り
返します。第2延長後半、藤本選手が値千金のシュートを決めますが、残り26秒に失点し7mスローコンテストでの勝負となります。
[7Mスローコンテスト] GK岡本選手が豊田合成3人目のシュートをビッグセーブしますが、合成GKが4人目の髙野選手のシュートを
止め互いに譲らずサドンデスへ。サドンデス2本目、吉野選手のシュートが阻まれ34-35で試合終了となりました。

◆門山監督コメント◆

日頃からハンドボール部を応援してくださりありがとうございます。昨日行われたプレーオフ決勝にて豊田合成に敗れ、準優勝で今シーズンを
終えることとなりました。敗れはしましたが、選手たちは決勝の舞台で最高のパフォーマンスをしてくれましたし、日頃から応援してくださる皆さん
と一緒に戦えたこと、本当に嬉しく思います。これからもチームと職場が一体になって優勝を勝ち取れるチームへと進んでいきたいと思っています。
本当に1年間ありがとうございました。

2023/03/23