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【マッチレポート】2025-26リーグH第5節「多彩なチームオフェンスを展開。杉岡の通算900得点を勝利で祝う」

 

2025-26リーグH第5節

10月10日(金)vs琉球コラソン

18:00スローオフ@刈谷市体育館

 

ブレイヴキングス刈谷 38(17-11,21-19)30 琉球コラソン

 

5点岡本(翔)・吉野・ゴメス, 4点パチコフスキー,

3点富永・杉岡・渡部・山田・田代, 2点北詰・ジョンセン

 

 

 

約2週間ぶりのリーグ戦。「ブレキン祭り」として開催されました。立ち上がりこそコラソンに先行されますが、すぐに#30ジョンセン、#20渡部がスピードで相手の立体的なディフェンスの間を切り裂いて取り返すと、#23吉野、#10岡本(翔)、#23吉野と連続得点を挙げ、開始8分12秒には#30ジョンセンが相手の裏をかいた技ありシュートを決めて、8-3と序盤から主導権を握ります。

 

 

コラソンは昨シーズン最優秀新人賞を受賞した#2野尻の得点で食らいつきますが、#20渡部の中央突破、#33田代のポストシュート、#27ゴメスのジャンプシュートなど選手を入れ替えながら的を絞らせないオフェンスを展開して軽快に得点を重ねていきます。

 

(突破してシュートを決める渡部)

 

 

12-5と7点のビハインドを背負ったコラソンはタイムアウトで立て直しを図り、#2野尻を中心に反撃に出ますが、GK#16岡本(大)、#12加藤がゴールに立ちはだかって勢いを与えません。オフェンスでは#27ゴメスが倒れ込みシュートを決めただけでなく、ポスト#25山田へのパスで相手の2分間退場を誘発。スキルの高さを見せつけてオフェンスをけん引していきます。

 

 

その後は高い位置からプレッシャーをかけるコラソンに、ターンオーバーから速攻に持ち込まれて5点差に詰められますが、#18櫻井がコラソンの得点源#2野尻の2度目の2分間退場を誘うと、再び#27ゴメスが打点の高いジャンプシュートと#25山田のポストシュートのアシストで攻撃を引っ張り、6点リードでハーフタイムに入りました。

 

(攻撃をけん引したアンドレ)

 

 

後半は#8富永、#23吉野の連続速攻でリードを広げ、#16岡本(大)が7mスローを止める順調な滑り出し。2分間退場で数的不利な状況になりますが、粘り強いディフェンスと#33田代の連続得点で点差を守ります。

 

 

すると後半6分42秒、堅いディフェンスで相手のミスを誘い、#9杉岡が鋭く飛び出してリーグ通算900ゴール目を突き刺し、リードを9点に拡大します。

 

 

(通算900得点目を決める杉岡)

 

 

さらに#25山田がディフェンスを引きずりながらポストシュートを押し込んで1000人超の観客を沸かせますが、コラソンも3連続得点で簡単には譲りません。

 

 

以降は一進一退の膠着状態に。BK刈谷が#9杉岡のサイドシュート、#8富永のカットイン、#10岡本(翔)のサイドシュートでリードを広げれば、コラソンはすかさず#2野尻が得点して踏ん張ります。

 

 

後半15分を過ぎると、コラソンにハーフラインを超えるほどの高い位置から激しいディフェンスを仕掛けられ、ミスから立て続けに失点して5点差に迫られますが、#34パチコフスキーが冷静に相手の裏をとって得点。さらにコラソンのディフェンスの準備が整わないうちにシュートに持ち込む手数の少ない攻撃で対抗して、#8富永、#23吉野、#34パチコフスキーが突き放します。

 

(高い打点からシュートを放つ富永)

 

 

反撃の意志を失わないコラソンは#14髙橋、#2野尻の得点で食い下がりますが、#10岡本(翔)がサイドから連続得点。レフェリーのパッシブ(消極的な姿勢を見せたときにとられる反則)の予告合図がある中で、#27ゴメスがシュートを決め切って流れを渡しません。

 

 

残り4分半に#33田代が2分間退場になるピンチも、#34パチコフスキーの1on1、#25山田のポストプレーで点差を詰めさせず、#34パチコフスキー、#24北詰がダメ押しの連続得点。最後はコラソン#2野尻のシュートをGK#12加藤が止めて、38-30と終始試合を支配して快勝しました。

 

(ラースHCの還暦を祝福)

2025/10/14